同位体分析による食品真正評価

近年、消費者の皆様の食の安全・安心に対する意識が高まる一方で、食品の偽装・偽和の例が後を絶ちません。 行政の対応にも限界があり、結局消費者が泣き寝入りをするとうのが現状です。

 

食品の偽装・偽和をみやぶるために、食品そのものの化学分析を行うという方法があります。微量成分の分析、DNA分析、免疫反応による分析、同位体分析などです。

 

弊社では、特に炭素・酸素などの安定同位体を用いた食品の真正評価を行っております。 弊社がこの分析に関わった歴史は非常に古く、ことの発端は実に20年以上も前のことになります。 弊社の設立に大きく関わった故中井信之氏(元名古屋大学名誉教授・元弊社専務)がある酒造メーカーから、輸入原酒の真正を評価する方法がないかと相談され、炭素の安定同位体(C13)が利用できることを紹介したのです。 中井信之氏は大学職を退いた後も、弊社で様々な分野で同位体を用いた研究に深く携わりました。

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株式会社地球科学研究所

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